「オープン前に満員御礼〜新年工事②」第490回サルシカ隊がいく

投稿日: 2017年01月08日(日)09:07

新年を迎えて、サルシカ新店舗の工事は順調に進んでいた。
店舗にしろ、秘密基地にしろ、工事の最初のうちは熱意に燃え、もうやたらハイテンションで楽しいのだけれど、回数を重ねるごとに、

「なぜオレはずっとここでホコリにまみれておるのであろうか」
「なぜオレの人生は工事ばかりなのであろうか」
「なんかちょっとおかしいのではないか」
「あ、ひょっとしたらあのサルシカの隊長が悪いんじゃなかろうか」
「そうだそうだ、あいつがすべて悪いんだ」

などという連鎖的反応になってしまい、人間関係はどんどん刺々しくなっていくのである。

そんな中、新たな仲間たちがやってきてくれた。
言ってみれば、彼らはリリーフであり、疲れ果て、肩で息をする選手たちが待つコートにゲンキよく飛び出してくる控えの選手のような感じである。
一気にチームの力が倍増するのだ。

この日、まずやってきてくれたのは、水道設備屋の横山さん。
彼はサルシカの1号店「おばんざいバルすみす」の常連客で、バカエミの夫であるかっちゃんの友人である。

たまたま年末、すみすで工事のあとの打ち上げをしているときに店で遭遇し、われわれサルシカの新店舗の話を聞き、「原材料費のみで手伝いにいっちゃる!」と言ってくれた男である。

みずのっちのお店「ランタン」は、1階のみ業者さんに工事をしてもらっていて、2階は自分たちで工事をしている。
で、1階から2階へ水道管をあげてもらう作業を。

横山さんといっしょにヘルプに来てくれたのが、写真右の中谷さん。
写真左が、サルシカの中谷のとうちゃん。

そうなのだ。
なんと同姓なのである。

とうちゃんは「中谷」と書いて、「なかや」と読むのだが、三重県においてはなかなか珍しい。
三重では「なかたに」と呼ぶ人が多い。

が、どちらも「なかや」なのだ。

ややこしいので、サルシカ的には水道工事の中谷さんを「中谷のおいちゃん」と呼ぶことにする(笑)。

中谷のおいちゃんは、まりりんの店の配管工事を。
途中で2回ほど水が吹き出して大騒ぎになったが、古い建物なのですでに敷設されていた配管がめちゃくちゃなので、致し方ないことなのだ。

続いてやってきたのは、空調設備の「はてはた」さん。
故障していた「おばんざいバルすみす」のエアコンを奇跡のように直してくれ、大きな費用がかかることなく、無事に営業できるようにしてくれた恩人なのである。

その「はてはた」さんにエアコンの取り付け依頼。

みずのっちの「ランタン」は1階と2階で2つ。
まりりんの店は1つ。
計3つのエアコンが必要。
えらいこっちゃ、なのである。

「どーかひとつ、安くあがるようにお願いしますだ」
「助けてくだされ、神さま仏さま」

もう拝み倒すのだ(笑)。

楽しいお昼の時間。
歩いて数分の大森屋仲見世店にみんなでぶらぶらと。
すみすの工事からもう馴染みのお店だ。

工事に関係ないけれど、またまたメニュー紹介。
隊長のわたくしと、壁塗り達人の出口さんは、味噌煮込みうどんを注文。
アチアチ。
ボリュームもありありで、食べきるのが大変なほどであった。

午後も作業はつづく。
ランタン2階の床張り作業。
あともう少しで完成だ。

隊長妻でグルメブロガーのM子が、いちご大福を持って陣中見舞いに。

四天王寺の倉島住職も娘さんたちといっしょに。
いちご大福をたべて帰っていく(笑)。
うそうそ、食器があるのでぜひどうぞとわざわざ伝えにきてくれた。

今井さんと坂倉さんもおやつをもって陣中見舞いに。
みんなありがとね〜。

まだお店は営業していないのに、こんなにわんさか来てくれて!!

営業前のお店は満員御礼状態。
この調子で営業スタートできたらいいなあ。

さあ、みんなの力を得てラストスパート!!!
そしてランタン店長みずのっちが宴会部長をつとめる夜の宴会へと突入だ〜!!!!